大型炉について

10月になり秋も深まってまいりました、と申し上げたいところですが、まだ気温は高く最高気温は30度を超えている状況です。温暖化の影響を身をもって感じるこのごろであります。

さて、今回は弊社保有の大型炉について少しお話させていただきます。弊社本社保有の真空炉は23基ございますが、その殆どが一般的な真空炉のサイズ(有効加熱帯)であります「600*600*1050」となります。但し23基中の6基が超大型炉と呼ばれる炉になっており、サイズ(有効加熱帯)が「1300*1300*1650」となっております。大きな炉で無ければ大きなワークは処理できませんが、もう一つの優位性に「体積の大きさ」が挙げられます。一般的な炉の体積0.378㎥(立米)に対して超大型炉の体積は2.7885㎥(立米)となり、体積比は実に7.3769…倍となります。一般的な炉と超大型炉の処理費は7倍以上もありませんので、嵩張る様なワークに対して非常に大きな優位性を有しております。2005年の本社工場操業当初は2基しか保有していなかった超大型炉はたくさんのニーズによって今では6基保有するに至りました。

また能登工場の真空炉サイズは「800*800*1300」で大凡先述の超大型炉の半分の体積となっております。弊社ではお客様のご要望に対して積極的に設備導入を行っております。是非お気軽にお声掛けいただけますと幸甚に存じます。

【熱処理コラム】サブゼロ処理について

例年であればまだまだ残暑が厳しい時期ですが、雨や曇天が多く気温的には過ごしやすい日が多かったように感じます。とはいえ猛暑も多い時期ですので皆様、体調にはご留意ただきたいと思います。

さて、今回はサブゼロ処理についてご紹介いたします。弊社では800*800*120サイズ、常温~-190℃までコントロール可能なサブゼロ装置を保有しております。サブゼロによるメリットは様々ですが、その中でも経時寸法変化(経年変化)対策が行えます。焼入時に発生したγr(残留オーステナイト)は経時と共にマルテンサイト化します(時効硬化)マルテンサイト化すると硬く、大きくなります。これが経時寸法変化です。焼入後、焼戻し前にサブゼロを行うことにより、γrを数ヶ月~数年の時効効果を即時マルテンサイト化させることを目的とします。マルテンサイト化することでより硬く強靱化され、工具等の長寿命化に寄与します。

サブゼロ時における注意事項として、ヒートショックによる割れが挙げられます。弊社ではプロコンを使用した制御を用い多段階でゆっくりと冷やすことにより、割れを発生させることなく処理を行う事が可能です。また、シースとロガーを用い、雰囲気温度と実体温度の収斂の状況を確認及び記録することも可能です。ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

ダイシングフレームの製造販売承ります

連日35℃を超える猛暑日が続いており、何もしていなくても疲弊するような毎日です。皆様、熱中症には十分ご留意いただきたいと思います。

弊社ではダイシングフレーム、テープフレーム、ウェハーリングを製造販売しております。特には熱処理(焼入)を施し高硬度を有したタイプを得意としており、おかげさまで特に最近は引き合いが多く好評を博しております。弊社HPにも情報を掲載しておりますが、フレキシブルに対応しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

また、弊社ではそういった業界のニーズに耐えうるべく高真空処理を行っております。大型炉(1300*1300*1650)にて10-4Pa以上の雰囲気で大量に処理することが可能です。

例えばクリーンブースを設置させていただくことも可能です (実績有り)洗浄に関しても基本の設備は炭化水素系の真空洗浄機(ベーパー)となりますが、超音波洗浄や純水等ご要望に対し、打合せの上対応させていただきます。お気軽にお声掛けください。

 

【熱処理コラム】温度分布と温度推移について

梅雨入りしてからなかなか雨が降らず、梅雨らしくない日が続いておりましたが、直近では豪雨が頻発しており、亜熱帯化している現況を感じます。梅雨を開けると猛暑です。皆様、体調にはご留意いただきたく存じます。

さて、今回は以前にも少し説明いたしましたが、温度分布や温度推移についてご説明いたします。一概に温度分布と申し上げましても、空炉(ワークが無い状態)とワークを投入した状態では著しく均熱の状態が異なります。弊社では温度帯にもよりますが、空炉であれば±3℃の均熱を確保することが出来ます(9点測定時)また、ワークを投入してもシース(熱電対)を用い、±5℃のレンジを確保することが可能です。炉の温度管理は3ゾーンで制御しており、各ゾーンの出力をコントロールすることで実現可能となっております。また、多量のワークや偏肉、粉体等、温度が収斂しづらいものであっても、リアルタイムで観測することで、ワークの中心部や炉の9点全て温度がサチュレートするまでの時間やサチュレートしてからの均熱時間を設定する等、多様な条件でありましても実体温度をきちんと観測し、管理することが可能となっております。勿論、真空雰囲気のみならず、各種ガス雰囲気下における測温も可能です。

現行行われている処理でも最適な処理時間を実測することで導くことが可能です。最適な処理時間は処理費、処理時間の最小化に寄与するのみならず、組織の結晶粒度細粒化に寄与します。

熱処理ワークの品質のバラツキや実体温度測定でお困りでありましたら是非お気軽にお問い合わせください。

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501

【熱処理コラム】クリーンブースについて

本社がある愛知県にも緊急事態宣言の延長が発令されております。ワクチン接種も順次進んでおります。皆様におかれましてはご清栄のことと存じますが、平穏な日々を切望しております。

さて、今月は作業環境に関してご説明したいと思います。弊社ではコンタミを嫌うクリーンな環境を求められるケースが往々としてございます。例えばドレスコードで申し上げますと、防塵衣、超純水洗浄を施したグローブ(パウダーフリー)、クリーンフードを着用する等、製品や目的によりお客様との打合せの上設定させていただきます。工場により空調も完備し、温度、湿度に関して日々監視を行っております。

また、クリーンブースを設置させていただくことも可能です (実績有り)洗浄に関しても基本の設備は炭化水素系の真空洗浄機(ベーパー)となりますが、超音波洗浄や純水等ご要望に対し、打合せの上対応させていただきます。

設備から行えるだけの設置スペースも十分に備えております。ご興味がございましたらお気軽にお声掛けいただけますと幸甚に存じます。

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501

【熱処理コラム】拡散接合について

5月12日より本社がある愛知県にも緊急事態宣言の発令検討がなされています。私事ではございますが、コロナ禍の影響もありGWも必要最低限の外出しかできませんでした。終息は中々難しいとは思いますが、平穏な日々を切望しております。

さて、今回は拡散接合についてご説明いたします。一般に拡散接合とは高い面粗度の表面を密着させ、高真空度雰囲気下で高温の熱をかけることにより接合する現象を指します。接合面をまたぎ結晶粒も成長する点から、非常に強固に接合することが出来ます。但し今回は接合を目的とした処理ではなく、接合してしまったいわば固着という不具合として捉え、その対策を紹介いたします。

先のご説明の通り、拡散接合は要約すると「高い面粗度」、「高い真空度」、「高い圧力」、「高い温度」により発生します。例えばステンレス部品における溶体化処理の場合、光輝性が必要となることが多く、「高い真空度」はマストとなることがあります。また、品質の観点から「高い面粗度」がマストになることも多く、「高い温度」も軟化と鋭敏化を鑑みるとマストになります。では「高い圧力」をどうにか対策をすれば良いのですが、形状にもよりますが処理量を減らすこととなり、結果マストになるようなことが往々としてございます。とはいえ、対策を講じなければ拡散接合してしまい、製品になりません。

弊社では、各因子に対して少しずつ対策を講じることで拡散接合を発生させずに処理を行っております。今回の内容でお困りなことございましたらお気軽にご相談いただけますと幸甚に存じます。

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501

【熱処理コラム】能登工場設備について

本社がある愛知県は例年に比べ桜の開花が大変に早く、もう葉桜になってきました。風情を感じる花見を例年であれば大変楽しみにしておりますが、今年もコロナ禍の影響により遠目で楽しむ程度にしております。平穏な日々を切望しております。

今月4月5日に株式会社メタルヒート能登工場が開所式を迎えました。そこで今月は能登工場が保有する設備について説明したいと思います。

まずは、対流加熱装置付きガス冷却横型真空炉PQC-80/80/130(SP)(IHI製)です。こちらは2台保有しております。炉内有効寸法はH:800*W:800*L:1300で処理量は1000kg/グロスとなっております。窒素、水素、アルゴン雰囲気での処理が可能で、実体温度測定は9chまで可能となっております。

また、大型真空熱処理炉(2bar)(横型真空熱処理炉)TITAN3100(IPSEN製)を1台保有しております。炉内有効寸法はH:915*W:915*L:1220で処理量は2720kg/グロスとなっております。こちらも窒素、水素、アルゴン雰囲気での処理が可能で、実体温度測定は9chまで可能となっております。

勿論洗浄装置も保有しており、真空脱脂洗浄機J00095P000 IWBV-4VCS(IHI製)、炉内有効寸法はH:780*W:780*L:1350、処理量は1000kg/グロスとなっております。

その他、熱風循環式焼戻炉NEF-500-C(中日本炉工業製)を保有しており炉内有効寸法はH:800*W:800*L:1300、処理量は500kg/グロスとなっております。

案件によっては設備から行えるだけの設置スペースも十分に備えております。ご興味がございましたらお気軽にお声掛けいただけますと幸甚に存じます。

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501

能登工場開所式を執り行いました

皆様こんにちは。

4月からの操業開始に合わせ、能登工場の開所式を執り行いました。
御来賓や能登工場施工・設備設置に携わった企業、金融機関、メディアの皆様など
大勢の方にお越しいただき、素晴らしいスタートを迎えることが出来ました。

【能登工場開所式】
日時:2021年4月5日(月)10:00-11:00
会場:株式会社メタルヒート 能登工場
来賓:
・石川県知事代理 商工労働部 次長 細川喜考様
・志賀町長 小泉勝様
・石川県議会議員 石田忠夫様
・志賀町議会議長 寺井強様
・のと共栄信用金庫 理事長 鈴木正俊様
・石川県 商工労働部 産業立地課 課長 坂野信吾
・志賀町商工観光課 課長 荒川仁様
・志賀町商工観光課 参事 向井徹様

ご支援ご協力をいただいた皆様のご期待に沿えるよう、
受注を増やし、さらなる拡大を狙ってまいります。

今後とも変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

 

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501

入社式を執り行いました

皆様こんにちは。

本社工場にて各事業所の新入社員が集まり、入社式を執り行いました。
コロナ禍で大変な時期ではありますが、今年も無事に新入社員を迎え入れることができました。
今年は、本社工場で5名、能登工場で1名の計6名が入社しました。

例年は全社員が集まる全体会議内で入社式を行っておりましたが、
今年度は感染対策の為、新入社員と幹部社員のみに人数を制限して行いました。

代表の歓迎の言葉の後、新入社員からの答辞では皆さんとても緊張した様子でしたが、
これからの社会人生活への熱意が感じ取られ、希望と期待を感じました。

新入社員を迎え、新たなスタートを切るメタルヒートを
引き続き宜しくお願い申し上げます。

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501

3/16(火)合同企業説明会(岡崎市竜美丘会館)に参加します

皆様こんにちは。
株式会社メタルヒートは、以下の合同企業説明会に参加します。
是非お越しください。

「合同企業説明会」
URL:https://ok-navi.com/2022/posts/view/197

日時:3月16日(火) 9時30分~17時
【第1部】9時30分~12時30分 【第2部】14時~17時
※弊社は、【第1部】のみの参加です!

会場:岡崎市竜美丘会館(岡崎市東明大寺町5-1)

主催:岡崎商工会議所 就職情報室

 

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501