月別アーカイブ: 2020年7月

【熱処理コラム】炉内圧力のコントロールについて

新型コロナウイルスが再燃しており、問題が深刻化しております。一刻も早い事態の終息を願うばかりです。

さて、今回は炉内圧力のコントロールについてご説明いたします。弊社では真空雰囲気到達後(最大10-^5Pa程度)各種ガスにて復圧行い、コントロールすることが出来ます。100Pa以下の低い圧力であっても、常圧付近の圧力であっても一定に保つことが出来ます(最大95kPa程度)常圧付近でありましたら対流加熱も可能です。

導入するガス種は窒素、水素、アルゴン等ございます。ミックスさせたい場合は、マスフローやミクスチャーガスを作成し、対応することも可能です。水素の高圧、高濃度を行う場合ことも可能ですが、事前の打ち合わせが必要となりますのでお気軽にお問い合わせください。

愛知県安城市 株式会社メタルヒート
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501

能登工場建築の様子 ~7月~

皆様こんにちは。

今月も能登工場建築の様子をご紹介します。
今年は梅雨が長いですが、梅雨入り頃には屋根葺きが完了しておりましたので全体の工程には影響が無く、順調に進んでおります。
多くの工程が完了し、あと1ヶ月程で完成を迎えます。

写真は7月30日の様子です。工場内のコンクリート打設や事務所等の床面仕上げ工事等を行っていただいております。

今後とも変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

愛知県安城市 株式会社メタルヒート
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501

【熱処理コラム】サブゼロ処理について

新型コロナウイルスにより各地緊急事態宣言が解除されつつあります。ともあれ一刻も早い事態の終息を願うばかりです

さて、今回はサブゼロ処理についてご紹介いたします。弊社では800*800*120サイズ、常温~-190℃までコントロール可能なのサブゼロ装置を保有しております。サブゼロによるメリットは様々ですが、その中でも経時寸法変化(経年変化)対策が行えます。焼入時に発生したγr(残留オーステナイト)は経時と共にマルテンサイト化します(時効硬化)マルテンサイト化すると硬く、大きくなります。これが経時寸法変化です。焼入後、焼戻し前にサブゼロを行うことにより、γrを数ヶ月~数年の時効効果を即時マルテンサイト化させることを目的とします。マルテンサイト化することでより硬く強靱化され、工具等の長寿命化に寄与します。

サブゼロ時における注意事項として、ヒートショックによる割れが挙げられます。弊社ではプロコンを使用した制御を用い多段階でゆっくりと冷やすことにより、割れを発生させることなく処理を行う事が可能です。また、シースとロガーを用い、雰囲気温度と実体温度の収斂の状況を確認及び記録することも可能です。ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。

愛知県安城市 株式会社メタルヒート
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能登工場建築の様子 ~6月~

皆様こんにちは。

今月も着々と能登工場の建築工事が進捗しております。
6月末現在では、鉄骨は全て組み終わり、屋根葺き工事、外壁取り付け工事が完了しております。
7月上旬には外部足場が完成され、工場の全体像がより分かり易くなると思いますので、楽しみです。

写真は6月18日の様子です。

今後とも変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

愛知県安城市 株式会社メタルヒート
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