超大型真空熱処理炉のご紹介

2020年も早1ヶ月が経とうとしております。『一年の計は元旦にあり』先月もブログで申し上げましたが、弊社では本年度能登工場を開設する予定である観点から『能登元年』と銘打ち、様々なアクションを起こしております。

今回は弊社保有の大型炉について少しお話させていただきます。弊社保有の真空炉は23基ございますが、その殆どが一般的な真空炉のサイズ(有効加熱帯)であります「600*600*1050」となります。但し23基中の6基が超大型炉と呼ばれる炉になっており、サイズ(有効加熱帯)が1300*1300*1650」となっております。大きな炉で無ければ大きなワークは処理できませんが、もう一つの優位性に体積の大きさ」が挙げられます。一般的な炉の体積0.378㎥(立米)に対して超大型炉の体積は2.7885㎥(立米)となり、体積比は実に7.3769…倍となります。一般的な炉と超大型炉の処理費は7倍以上もありませんので、嵩張る様なワークに対して非常に大きな優位性を有しております。2005年の本社工場操業当初は2基しか保有していなかった超大型炉はたくさんのニーズによって今では6基保有するに至りました。

能登工場に導入する初期設備は決定しつつありますが、まだまだ広大なスペースが存在します。お客様のご要望に応じ設備することも可能です。ご承知置きいただけますと幸甚に存じます。

新型コロナウイルスが感染拡大し、WHO(世界保健機関)は「国際的に懸念される公衆 衛生上の緊急事態」を宣言しました。一方インフルエンザは、例年に比べ今のところ影を潜めているようですが、ピークはこれから迎えることになりそうです。皆様のご健勝と幸多き一年を祈念し、今月のブログとさせていただきます。

愛知県安城市 株式会社メタルヒート
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501