【熱処理コラム】能登工場設備について

本社がある愛知県は例年に比べ桜の開花が大変に早く、もう葉桜になってきました。風情を感じる花見を例年であれば大変楽しみにしておりますが、今年もコロナ禍の影響により遠目で楽しむ程度にしております。平穏な日々を切望しております。

今月4月5日に株式会社メタルヒート能登工場が開所式を迎えました。そこで今月は能登工場が保有する設備について説明したいと思います。

まずは、対流加熱装置付きガス冷却横型真空炉PQC-80/80/130(SP)(IHI製)です。こちらは2台保有しております。炉内有効寸法はH:800*W:800*L:1300で処理量は1000kg/グロスとなっております。窒素、水素、アルゴン雰囲気での処理が可能で、実体温度測定は9chまで可能となっております。

また、大型真空熱処理炉(2bar)(横型真空熱処理炉)TITAN3100(IPSEN製)を1台保有しております。炉内有効寸法はH:915*W:915*L:1220で処理量は2720kg/グロスとなっております。こちらも窒素、水素、アルゴン雰囲気での処理が可能で、実体温度測定は9chまで可能となっております。

勿論洗浄装置も保有しており、真空脱脂洗浄機J00095P000 IWBV-4VCS(IHI製)、炉内有効寸法はH:780*W:780*L:1350、処理量は1000kg/グロスとなっております。

その他、熱風循環式焼戻炉NEF-500-C(中日本炉工業製)を保有しており炉内有効寸法はH:800*W:800*L:1300、処理量は500kg/グロスとなっております。

案件によっては設備から行えるだけの設置スペースも十分に備えております。ご興味がございましたらお気軽にお声掛けいただけますと幸甚に存じます。

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501