梅雨入りとなりましたが、弊社地域ではあまり降水量がなく、梅雨らしさが感じられません。熱処理業としては金属を取り扱う機会が多く、錆に関しては大変注意を払う必要がありますので良いところではありますが、湿度はしっかりと高いため対処は行ってまいります。
今回は監視機器についてご説明したいと思います。
基本的には記録計を用い温度と時間を記録いたします。温度と時間の他、圧力、真空度、酸素濃度、水温等必要とされる様々な要素を記録します。弊社ではハイブリッド記録計を用いており、チャート紙に直接記録するのとともにcsvファイルにてデータで記録を行います。
温度に関しても単純に炉内に据え付けられた熱電対における雰囲気温度のみならず、各種シースを用い、実体温度を測定することも可能です。測定数は20点まで対応することが出来ます。実体温度をリアルタイムで観測しながら、収斂の具合からその場で均熱時間や次のプログラムに移行することが可能です。また、状況確認のためお立会いいただくことも多くございます。
先述の通り酸素濃度に関しては酸素分圧計、露点に関しては露点計など必要に応じた監視・管理を行うことが出来ます。また、多様な雰囲気下での処理も可能でございます。ご興味があられましたら是非お気軽にお声掛けいただけますと幸甚に存じます。
最後になりますが、昨年に引き続き猛暑が予測されておりますので、ご自愛のほどお祈りいたします。
株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
HP:https://www.metalheat.co.jp / TEL:0566-98-2501