春のやわらかな陽気が心地よい季節となりました。新緑がまぶしい5月を迎え、皆さまいかがお過ごしでしょうか。おかげさまで4月の決算も順調に終えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
一方で中東情勢の緊張が続いており、平穏な日常の尊さをあらためて感じております。
新期を迎えるにあたり大きなプロジェクトをいくつか抱えております。新たな挑戦を恐れず、一歩ずつ着実に前進し、より高い価値創出に努めてまいります。
今回はTi-6Al-4Vにおける熱処理についてご紹介いたします。
Ti-6Al-4Vは高温において酸素・窒素・水素と非常に反応しやすく、空気中で熱処理を行うと表面に酸化層が形成されます。この酸化層は脆化や疲労特性の低下につながるため、熱処理雰囲気の管理は極めて重要となります。
強度を確保するためにはSTA(溶体化時効処理)が有効ですが、特に溶体化後の冷却速度は最終強度に大きな影響を及ぼします。一方で時効処理においては温度の影響が支配的であり、加えて保持時間によって析出挙動が変化するため、最終的な機械的特性はこれらの組み合わせによって決まります。
そのため、要求される強度レベルや加工余肉の有無などを踏まえ、最適な熱処理条件を事前に設計することが重要となります。
弊社では豊富な設備とこれまでの経験に基づき、目的に応じた最適な熱処理条件をご提案しております。ご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。
多様な商流を背景に、最適解を届ける 株式会社メタルヒート
