みなさんこんにちは。
メタルヒートです。
今回は熱処理の現場で実際に発生した不具合事例ととその対策についてご紹介します。
【焼鈍工程:硬度規格外れ】
■不具合内容
量産部品の応力除去焼鈍を行った際、硬度規格よりも硬い製品が検出されました。
■原因調査
通常30個/10,000個で行っていた抜取検査を120個/10,000個にn増しして硬度測定を行ったところ、量産流動開始当初とは異なる場所で炉内の熱まわりが悪くなっている事が分かりました。
■対策
処理時間を延長する事で全体の硬度を規格内に安定させる事ができました。
来月も引き続き熱処理の現場で発生した不具合内容と対策をご紹介する予定です。
それでは来月もよろしくお願いします。
株式会社メタルヒート / 真空熱処理 / 愛知県安城市
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