国家技能検定について

厳しい寒さも和らぎ、弊社本社が存在する愛知県三河地方はまさに桜花爛漫となっております。桜が咲き誇る様子を見ると、風情を感じるとともに心が洗われます。この穏やかな日和をしばらく楽しみたいと思います。

さて、今回は国家技能検定について触れたいと思います。1月のブログで弊社の技能検定や国家技能士に対する考え方を記載させていただきました。その際に前期国家技能検定結果から新たに熱処理技能士1級が3名、2級が6名誕生しましたことをお伝えさせていただきました。技能検定には前期と後期があり、熱処理技能士の場合前期は1~3級、後期は特級試験があります。後期技能検定の結果、弊社から新たな特級技能士が誕生しました。

私も特級技能士ではありますが、1級試験は職種の専門的な知識を問われるのに対して、特級は管理・監督者向けの内容となっております。試験範囲は非常に広く、学科試験は①工程管理、②作業管理、③品質管理、④原価管理、⑤安全衛生管理及び環境の保全、⑥作業指導、⑦設備管理、⑧各職種に関する現場技術(熱処理技能士の場合は専門的な熱処理知識)となります。実技試験は①工程管理、②作業管理、③品質管理、④原価管理、⑤安全衛生管理及び環境の保全、⑥作業指導、⑦設備管理の7教科です。先日の通り、範囲が非常に広いため、合格には大変に苦労した記憶があります。平易ではない試験を突破したことは社としても大変に喜ばしく思います。

先述のブログでも申し上げましたが、技能検定資格取得は「安心の可視化」の一環であり、主たる目的はお客様の安心です。

これからも社として技能資格にはこだわり、より安心いただけるよう注力してまいります。今後とも宜しくお願い申し上げます。

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
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