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超大型真空炉について

今年の夏も酷暑であり40℃近い日が多く、弊社社員も疲弊しております。雨の日は気温が上がらず一息付けますが、全国的に豪雨となることも多く、「恵みの雨」と形容しがたい状況です。皆様、熱中症には十分にご留意ください。

今回は弊社保有の大型炉について少しお話させていただきます。弊社保有の真空炉は二十数基ございますが、その殆どが一般的な真空炉のサイズ(有効加熱帯)であります「600*600*1050」となります。但し23基中の6基が超大型炉と呼ばれる炉になっており、サイズ(有効加熱帯)が「1300*1300*1650」となっております。大きな炉で無ければ大きなワークは処理できませんが、もう一つの優位性に「体積の大きさ」が挙げられます。一般的な炉の体積0.378㎥(立米)に対して超大型炉の体積は2.7885㎥(立米)となり、体積比は実に7.3769…倍となります。一般的な炉と超大型炉の処理費は7倍以上もありませんので、嵩張る様なワークに対して非常に大きな優位性を有しております。2005年の本社工場操業当初は2基しか保有していなかった超大型炉はたくさんのニーズによって今では6基保有するに至りました。

設備から行えるだけの設置スペースも十分に備えております。ご興味がございましたらお気軽にお声掛けいただけますと幸甚に存じます。

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501

当社の品質管理体制について

本社がある愛知県は梅雨明け宣言が行われました。今年の梅雨はあっという間に終わったように感じます。金属を取り扱う弊社としては、梅雨が短いに越したことはないのですが、風情や温暖化という観点からは思うところがあります。

さて、今月は作業環境に関してご説明したいと思います。弊社ではコンタミを嫌うクリーンな環境を求められるケースが往々としてございます。例えばドレスコードで申し上げますと、防塵衣、超純水洗浄を施したグローブ(パウダーフリー)、クリーンフードを着用する等、製品や目的によりお客様との打合せの上設定させていただきます。工場により空調も完備し、温度、湿度に関して日々監視を行っております。

また、クリーンブースを設置させていただくことも可能です (実績有り)洗浄に関しても基本の設備は炭化水素系の真空洗浄機(ベーパー)となりますが、超音波洗浄や純水等ご要望に対し、打合せの上対応させていただきます。

設備から行えるだけの設置スペースも十分に備えております。ご興味がございましたらお気軽にお声掛けいただけますと幸甚に存じます。

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
HP:http://www.metalheat.co.jp  / TEL:0566-98-2501

金属熱処理業界団体について

最近、急激に暖かくなり本地域では30℃を超える真夏日も見られるようになってきました。寒暖差も大きく体調を崩しやすい季節です。皆様体調には十分ご留意いただきたく存じます。

さて、今回は弊社が加盟している業界団体について触れたいと思います。日本には600社を超える熱処理加工業者が存在いたしますが、そのほとんどが中小企業となっており従業員数50名以下の会社が90%を超える業界であります。弊社は一般社団法人日本金属熱処理工業会に属しており、こちらは187社の正会員、138社の賛助会員で構成されています。一般社団日本金属熱処理工業会は3つの組合から成り立っており、それぞれ東から東部金属熱処理工業組合、中部金属熱処理協同組合、西部金属熱処理工業協同組合となっております。弊社は中部金属熱処理協同組合に属しております。

先日2022年5月19日木曜日に中部金属熱処理協同組合創立50周年式典が開催され、5月23日に日刊工業新聞に掲載されましたので紹介させていただきます。

弊社も1973年4月設立であり、今年は50年目の節目の年となります。混沌とした世界情勢ではありますが、よりよい品質を提供できるように今後も注力させていただきます。宜しくお願い申し上げます。

 

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
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国家技能検定について

厳しい寒さも和らぎ、弊社本社が存在する愛知県三河地方はまさに桜花爛漫となっております。桜が咲き誇る様子を見ると、風情を感じるとともに心が洗われます。この穏やかな日和をしばらく楽しみたいと思います。

さて、今回は国家技能検定について触れたいと思います。1月のブログで弊社の技能検定や国家技能士に対する考え方を記載させていただきました。その際に前期国家技能検定結果から新たに熱処理技能士1級が3名、2級が6名誕生しましたことをお伝えさせていただきました。技能検定には前期と後期があり、熱処理技能士の場合前期は1~3級、後期は特級試験があります。後期技能検定の結果、弊社から新たな特級技能士が誕生しました。

私も特級技能士ではありますが、1級試験は職種の専門的な知識を問われるのに対して、特級は管理・監督者向けの内容となっております。試験範囲は非常に広く、学科試験は①工程管理、②作業管理、③品質管理、④原価管理、⑤安全衛生管理及び環境の保全、⑥作業指導、⑦設備管理、⑧各職種に関する現場技術(熱処理技能士の場合は専門的な熱処理知識)となります。実技試験は①工程管理、②作業管理、③品質管理、④原価管理、⑤安全衛生管理及び環境の保全、⑥作業指導、⑦設備管理の7教科です。先日の通り、範囲が非常に広いため、合格には大変に苦労した記憶があります。平易ではない試験を突破したことは社としても大変に喜ばしく思います。

先述のブログでも申し上げましたが、技能検定資格取得は「安心の可視化」の一環であり、主たる目的はお客様の安心です。

これからも社として技能資格にはこだわり、より安心いただけるよう注力してまいります。今後とも宜しくお願い申し上げます。

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
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縦型真空炉について

だんだんと暖かくなり、日増しに春めいてきました。皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、今回は弊社能登工場の新しい設備についてご紹介したいと思います。
今回導入する設備は弊社初の「縦型真空炉」になります。以下にスペックを記載いたします。

高さ(H)  :1200㎜
横 (φ)   :1200㎜
最高温度   :1400℃
常用温度   :540~1350℃
耐荷重    :1,300kg/回
(グロス)
到達真空度  :7×10-3Pa
冷却方式   :減圧(87Kpa)
(GF)
装入方式   :ボトムローディング

メリットといたしまして炉容積に対して、有効加熱帯比率が高く、高真空にしやすい点があげられます。より清浄な処理をお求めでありましたら是非お声掛けいただきたく存じます。これからも能登工場には積極的に新たな設備を導入してまいります。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

株式会社メタルヒート(真空熱処理)
愛知県安城市/石川県志賀町
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還元処理について

2022年も早1か月が過ぎようとしております。まだまだ寒く、早朝はフロントガラスの凍結をとるのが日課になるほど、厳しい寒さが続いております。皆様におかれましても体調には十分ご留意いただきたく存じます。

さて、今月は還元処理についてお知らせいたします。還元処理は酸化物を水素によって還元する処理になりますが、一般には水素連続炉で行われます。ただし、水素連続炉でありますとごく短い時間での処理しか行えません。また圧力に関しても常圧での処理が一般的となります。弊社では長時間であっても、高圧であっても処理することが可能です。ご興味がありましたら是非お問い合わせいただきたく存じます。

国家技能検定「金属熱処理技能士」について

 

寒暖差が激しく、弊方本社のある愛知県でも道路が凍結し、事故が起こりやすくなっております。無病息災、平穏無事な一年になりますようお祈り申し上げます。

 

さて、今回は国家技能検定について触れたいと思います。金属熱処理は処理前、処理後の判断がし難く、特に弊社の主たる業務である真空熱処理は外観の変化がほとんどありません。形の変わる処理であればその技術力を以って評価いただけばよいのですが形の変わらない処理故、弊社ではお客様に安心いただけるよう「安心の可視化」に注力させていただいております。

具体的には「世界一きれいな熱処理工場を目指す」取り組みを行っており、これは熱処理においてきちんとした工程の管理(温度、圧力、真空度、流量等)によってこそ安定した品質を生み出せると考えているからです。

また、今回のブログの本題であります「全社員技能士化」にも力を入れております。製造部や品質管理部、技術部はもちろん、営業部や総務部社員であっても技能士を推奨しております。これは「安心の可視化」の一環であり、主たる目的はお客様の安心です。その手段として技能士資格の取得を目指しております。もちろん技能士資格は個人に与えられるものですので、社員の意欲や知見に資するものであります。そういった観点から、今期も技能士試験に挑戦し、新たに熱処理技能士1級が3名、2級が6名誕生しました。現在、特級技能士1名、1級技能士が14名、2級技能士17名を有しております。

今後もお客様の安心のため、注力してまいります。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

真空度、清浄度をお求めのお客様へ

今年はよく言われておりますが、秋がなく一気に冬到来といった形で風情を感じる間があまりなかったので残念に思います。ただ、コロナ禍に関してはやや落ち着きを見せ、少し安心できる状況になったことは喜ばしいと思います。寒暖差が大きい季節です。体調にはご留意いただきたいと思います。

弊社ではダイシングフレーム、テープフレーム、ウェハーリングを製造販売しております。特には熱処理(焼入)を施し高硬度を有したタイプを得意としており、おかげさまで特に最近は引き合いが多く好評を博しております。弊社HPにも情報を掲載しておりますが、フレキシブルに対応しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

また、弊社ではそういった業界のニーズに耐えうるべく高真空処理を行っております。大型炉(1300*1300*1650)にて10-4Pa以上の雰囲気で大量に処理することが可能です。

例えばクリーンブースを設置させていただくことも可能です (実績有り)洗浄に関しても基本の設備は炭化水素系の真空洗浄機(ベーパー)となりますが、超音波洗浄や純水等ご要望に対し、打合せの上対応させていただきます。お気軽にお声掛けください。

ダイシングフレーム販売について

夏日から一転、急激に気温も下がり寒暖差が非常に大きくなってきました。私も体調を少し崩してしまいました。皆様におかれましても十分ご自愛いただきたく存じます。

弊社ではダイシングフレーム、テープフレーム、ウェハーリングを製造販売しております。特には熱処理(焼入)を施し高硬度を有したタイプを得意としており、おかげさまで特に最近は引き合いが多く好評を博しております。弊社HPにも情報を掲載しておりますが、フレキシブルに対応しております。

また樹脂製や新たな開発品なども取り扱っております。必要でありましたら全国、どこへでもご説明に伺います。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

大型炉について

10月になり秋も深まってまいりました、と申し上げたいところですが、まだ気温は高く最高気温は30度を超えている状況です。温暖化の影響を身をもって感じるこのごろであります。

さて、今回は弊社保有の大型炉について少しお話させていただきます。弊社本社保有の真空炉は23基ございますが、その殆どが一般的な真空炉のサイズ(有効加熱帯)であります「600*600*1050」となります。但し23基中の6基が超大型炉と呼ばれる炉になっており、サイズ(有効加熱帯)が「1300*1300*1650」となっております。大きな炉で無ければ大きなワークは処理できませんが、もう一つの優位性に「体積の大きさ」が挙げられます。一般的な炉の体積0.378㎥(立米)に対して超大型炉の体積は2.7885㎥(立米)となり、体積比は実に7.3769…倍となります。一般的な炉と超大型炉の処理費は7倍以上もありませんので、嵩張る様なワークに対して非常に大きな優位性を有しております。2005年の本社工場操業当初は2基しか保有していなかった超大型炉はたくさんのニーズによって今では6基保有するに至りました。

また能登工場の真空炉サイズは「800*800*1300」で大凡先述の超大型炉の半分の体積となっております。弊社ではお客様のご要望に対して積極的に設備導入を行っております。是非お気軽にお声掛けいただけますと幸甚に存じます。